友達と牡蠣を食べに広島に行きました。
田島
映画『ゆるキャン△』の感想
俺の周りでの評価低いけど、いくら設定が社会人になったとはいえそこまで言われるほどか?と思って褒めるつもりで見始めたけどゆるキャンの劇場版としては最悪の出来だった。
社会人編になったのはまあ良いとしても、
そこで劇中に主人公を社会人にした正当な理由が別段提示されるでもなく、
ただキャンプ地の開拓だから要素として必要だろうと主人公たちを無理やり年を取らせてしまったという印象。
もちろん「再生」というテーマの提示として一度離れてしまった友人たちを
キャンプ地という共有のものを通じて繋がりと皆の場所を取り戻していくという要素がやりたかったのはわかるものの、
別にそれって大学生編でも良くない?
つまり社会人じゃなくても今回のストーリーは成り立つし、
社会人だからこそ活かせるような要素が今回一切活かせていなかったんだよな。
またいくら、地域活性化や記事のネタになるからとはいえ
平日や休日さえもメンバーを駆り出して滅私奉公でキャンプ地の整備させるのは
いかがなものかと思うし、大体僻地のキャンプ地なんて今後運用し続けられるかどうかもわからんでしょ。
それよりも廃校になった犬子の小学校をリユースして
学校をキャンプ地にできるようにするほうがいくらか建設的じゃない?
そもそもなんで俺こんな話してるの?ゆるキャンなんだからキャンプしろや!!!!!
社会の波に揉まれて疲れていく志摩リンや仲間たちなんて一切見たくなかったし、
ちくわが常に漂わせてる死の匂いなんなんだよ!!!!怖すぎるわ!!!!ラスト死ぬのかと思った。
というわけで「映画ゆるキャン△」はゆるキャン△の劇場版として一切相応しくない出来でした。
主人公たちを苦悩させる覚悟があるのであれば、
もうちょっと考えてストーリーを作ってください。
単純に不快です。
先週末は秒速5センチメートルをIMAXで久々に観た。
ポエティックなセリフとカメラで撮影したかのような映像演出で丁寧に積み上げていった甘酸っぱい青春ストーリーを現在と過去のシーン交互に見せて観客の脳破壊しつつストーリー全部台無しにするのは強者にしか出来ないよ…。
新海誠…お前強いよ…。
その秒速5センチメートルのタイトルバックと山崎まさよしの歌が重なる所、ちょっと前のめりでやけくそ気味で正直タイミングが下手だなと思うんだけど、その先での回想シーンの連打と演出の巧さで黙っちゃうんだよな。
否応なしに納得させられるというか…。
ストーリーテリングがうまくてキャラクターに感情移入しやすい作品なんて山ほどあるけど、60分の間に新海誠によって植え付けられた”存在しない思い出”があたかも自分に起こったかのように体験できて心がシクシクと痛み出す映画は秒速5センチメートル以外になかなかないぞ。
顔の良さで今までモテはしたが、上京したらしたで仕事も恋愛も何もうまくいかなくて、学生時代の青春と自然に縁が切れた女との思い出を懐古することだけしかできない男と、その男とかつては懇ろになったりもしたが今はさっぱりそんな事は忘れてうまいこと人生を歩んでる女の話、ただそれだけの映画なのに…
新海誠本当に気持ちが悪い
気味が悪いと言っても良いかもしれん
じゃあここらで新海誠の作品振り返ってみるか…。
・雲のむこう、約束の場所
興味ないから見てない
・秒速5センチメートル
新海誠成分100%の気持ち悪いアニメ(褒めてる)
・星を追う子ども
本当に面白くなくて途中で見るのをやめた初めての映画
(基本俺はどんなに面白くなくても映画は全部見る)
・言の葉の庭
世間的には評判悪い?し、あまり人気もないっぽいけど、俺は相当好き。金麦飲みながら見たい。
・君の名は。
普通に嫌い、設定めちゃくちゃ、辻褄も合ってない、こんな映画で一般層に媚びを売るな。なんでこんなの作ったの?
・天気の子
超絶好き。少年の身勝手な願いで東京が水没するから!!!!!!!!!!!!!
愛してるぜ…新海誠…。新海誠から何も足さず何も引かないでください…。
・新海誠が担当したエロゲのOP
全部漏れなく好き。一番ははるのあしおとのOPかなあ。
・猫の集会
まあまあ好き
はい…。知らんので語れませんが…。まあそれはともかくとして、最近の新海誠作品、微妙にファンタジー要素混ぜてるのはプロデューサーの意向もあるんだろうけど、ファンタジーゲーム作ってる会社で作品作ってた経緯も結構でかいと思う。
まあ正直、イースみたいな作品そんな好きじゃないのでこれからもファンタジー少なめのリアル路線で作品作っていって欲しいよね。
すずめの戸締まりつまらなかったら許さんぞ