あぬブログ

映画の文句とプラモデルと旅行の写真

アイドルタイムプリパラは放送局が0になっただけで終了しておらず今も確かに放送し続けている

別に言わなくても良いこと言ってしまうのやめたいね
 
 
 
今回は最近見た映画の感想とかです。
以下の映画の感想をネタバレも辞さずに書くのでちょっとでも嫌な人はここで帰ってほしい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ペンギンハイウェイ
ソラリスやんけ!!!!!!!!!
 
森見って人が嫌いなのであまり見る気はなかったけど
”お前ら”と同じでTwitterに影響されやすいので
おねショタと聞いてホイホイ見に行ったんですよ
 
内容自体は少年の不思議なひと夏の思い出くらいみたいな感じで
子供向けの夏休み映画としてはまあええんちゃうのくらいの内容で
深く語れるような作品ではなかった。
 
そもそも子供向けの夏休み映画って侮れないからね
かの、「ミュウツーの逆襲」、「ぼくらのウォーゲーム」もそのジャンルなので、
それらの名作に比べれば遥かに見劣りする出来だと感じたんだけど
 
それでも良いところを上げろと言われれば
主人公のアオヤマ君は冒頭でも「僕は大変に頭がよく」と自称しているように
本来であれば天才キャラとしてのアオヤマ君が主人公として確立している所で
論理的にペンギンとおねえさんの謎を推理していて、見ていて非常に気持ちが良かったという所かもしれん。あとかわいい。
 
アオヤマ君は
『怒りそうになったらおっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心が大変平和になるんだ』
と言っていたのだけれども
 
 最終的にアオヤマ君が完全に理解出来ていないまでも
自分がお姉さんのおっぱいが気になる、好きだという「芽生えかけた性欲」と
お姉さんへの「好き」という感情は全く別物だと小学生なりに答えを出している所が好きです。
 
蒼井優演じるフレッシュな魅力に溢れたお姉さんもまた好きです。
 
アントマン&ワスプ
全てにおいて普通、ちょうどいい。
 
メキシコ系がいっぱい出ていて陽気でゴキゲンな映画でしたね。
ただ、ゴーストの能力の発露とワスプの母親がいた量子世界との繋がりが未だにわからなくて、 え?何で???と思ってる間にアントマン以外全員粉になって終了してしまった。
 
そういう意味ではヒーローごちゃ混ぜでも万人にわかりやすい内容と展開だった
インフィニティーウォーはかなりの優等生だったんだなって思ったね。
 
あとあまりアリが活躍していなかったな。
 
余談ですが劇中でも流れていたラクラカチャはらくがきんちょのテーマの元ネタなの
最近になって気づきました。
 

www.youtube.com

ラクカラーチャに関しては歌自体がメキシコと強い関連性があり、

パンチョ・ビリャとかメキシコ革命とかと

一緒にぐぐると結構いろいろな文献が出てきて読み応えがあります。

 

メグザ・モンスター
低予算サメ映画の脚本を中華マネーでA級の予算で作った感じ
 
中国資本の映画なので舞台は中国なのがあーって感じだし
ハゲと中国人とのロマンスがあったのもあーって感じ。
サメ映画としては結構良かったけど中国マネーの存在を端々で出ていて
あまり集中できなかった。
 
でも途中で流れるタイ語版のHey Mickey!は結構好きだったりする
 
あとはメガロドンの倒し方もどこかで見たようなことがあるようなやつだったけど
サメ映画では見たことなかったので結構好きかもしれない。
 
タイ語版のHey Mickey!然り、所々ハリウッド大作からズレたような、
風景とか人が印象に残ったので、タランティーノが好きそうな印象。
 
 
正直、ジュラシックワールド炎の王国と同様「つまらなかった」という人が
多数を占める映画だと思う。
だからこそ、俺はあえて肯定してみたい。
 
そもそもフリクリオルタナプログレっていう作品は
日本での放映を待たずして、既に海外でプログレオルタナの順でテレビ局で放送済みとのこと
もとが計6話でひとまとまりの作品なので、映画化する上でちょっとおかしな構成になっていたわけらしい。
 
初代FLCLが90年代型のコギャル女子高生を終わらせた作品であるとするならば、
FLCLオルタナはいわゆる2010年代に大量発生したふわふわ日常系女子高生を終わらせた作品であったように思う。
 
主人公の髪型がけいおんの唯と同じ髪型だったのもこの考証を裏付ける要素かもしれない。
 
最終話で最低な別れ方をしてしまったペッツに対して「それでも大好きだ!戻ってきて」という気持ちを叫び、トップレスとしての能力を開花した主人公が、エキゾチックマニューバを発動し、別次元の地球を引き寄せ、そこでまた”架空の仮想の”代わり映えのない日常を再スタートさせる。
 
でも、頭上にあるのはメディカルメカニカ製のアイロンで真っ平らでつんつるてんになった元いた地球。どうしようもどうにもならなかった地球。もうもどれない日常。
  
親友には裏切られたまま、
それでももう変わってしまった、終わってしまったものを否応なく毎日見せつけられながらそれでも新しい世界で生きていかなければならない。という。
ふわふわの日常なんていつまでも続かねえよ17歳!
というメッセージをこめた、かなりのハードなバットエンドだと受け止めた。
 
延々に続く日常描写には食傷気味だったけど、すべてが5話のための伏線であるとするならば、楽しくずっと続くはずだった何気ない日々が全部嘘だとわかるのはなかなかに堪えたな。
 
ただ、各キャラの味付けはともかくとして、掘り下げが足りない感じがした。急に5話になってペッツが~~とか言われても、存在感なさすぎて、ああいたね、くらいにしかならないんだよな。
 
確かに、アクションも派手じゃなく、何が言いたいのかさっぱりわからない作品であったのは確かなんだけどなんか嫌いになれないそんなフリクリだった。
 
てかさ~~~~~~~~~~~~~~~
 
正直、聡明なアニメファン、映画ファンの皆様ならもはや往年のリメイク作品に過度な期待をするのは止めフラットな気持ちで見るのはもはや公然の規約だと言えるので、
(特にフリクリオルタナプログレは作り手の半分以上が別の人物だしね…)
今回のフリクリもまあ、穏やかな気持ちで見てあげましょうやと言いたい。
 
てかよ!お前ら近年のリメイクでいい思いをしたのってマッドマックスくらいなもんでしょうが!
 
スターウォーズはどうなったよ?デビルマンクライベイビーは??
 
もういい加減気づけ!
 
ただ一つ言えるのはこの先どんなフリクリが出てくるにせよ、心のフリクリが汚されることは無いですよ。たぶんね。
 
オルタナが楽しみです。
 
以上、別に言わなくても良いことでした。